おおせ坂(32番分岐の上)
雄岳から馬の背へ向かう途中(番号板32)に、下のような崖がある。
知らないとスルーしてしまうが、この崖を上ると
「おおせ坂」という休憩ポイントがある。
昔は崖にスプレーで矢印などが記されていたが、すぐに消えてしまうのだろう。
おおせ坂には長椅子や机が用意されており、休憩ポイントとしてはかなり豪華。
長椅子が多いので、かなりの人数が待機できる。
有志の手により、比較的新しめの椅子も作られている模様。
時期によっては、南に雌岳がよく見えるのだが、春夏は木が茂っていて阻害される。
屋根がなく雨は避けられないが、頭上に木があるので、その葉で多少は防げる(春夏限定)。
南(雌岳)側の椅子と背もたれは鉄パイプで固定されているが、強度が不安なのであまり深く寄りかからない方がいい。
上述の崖の登攀が難しい場合は、崖南の下道(ここにもベンチがある)を東へ向かい、
スグに出現する分岐を左に折り返すと、容易に到達できる。
折り返さずにそのまま東へ下っていくと「ひといき坂」や「ながめ坂」を経て、ふるさと公園や道の駅に出る。
おおせ坂への進入路は、崖と東からの2箇所。
それほど広くないことと、進入路が2箇所に限られていることから、夜間の滞留に向いていると思われる。
ノノミヤ広場のように広いと、進入路が多すぎ、動物(ニンゲン含む)の接近が懸念されるからだ。
北は急斜面、西と南は崖なので、動物が接近するなら、東しかない。
なお、この地点での電波状況(スマホ)であるが、つながりやすいと言われるドコモ系SIMでも、4G/LTEではなく3Gとなっていた。
2016年5月,2017年5月